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ダイニングテーブル(止め具完成) [木工作品]

空きっ腹で旨いラーメンが食べたい! そんな時ってありますねぇ~ 昨夜は毎度の晩酌抜きでクルマを走らせ お気に入りのラーメン店へGO! 女房と向かい合いラーメンをつるつるパク付くのです。 何処のラーメン屋で写真はないのですか?  拘りがありこんな美味しい店...誰にも教えられませんよ!     ヒミツです。

さて、テーブル作り  通しホゾにスッポリは入る(この加減が微妙) 作った雄ホゾの調整も終わり、再度組立てました。

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通しホゾ各所の当り(隙間チェック)を見て分解...木槌で均等に叩き、張りを抜き取ります。

クサビを作る

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テーブルソーにテーパージグをセットしてクサビの角度を決めます。 角度は適当...正確な度数が有るかも知れないが、叩いて締まり簡単には抜けないクサビ 今回は、厚さ12㎜の楢材をチョイス

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マイターゲージ、ストッパーを使ってクサビの角を整えて完成しました。  クサビ中間寸法(巾)を雄ホゾへ墨付けします。

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クサビが収まる穴(手前を斜め)をノミで掘ります。  再度、脚を組んでクサビの締まり具合をチェック

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脚の下部はもう少しクサビに厚味が必要かと思うが...先ず大丈夫でしょう! 飛び出した部分の角は丸く整形します。

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天板が乗るので脚の上のクサビは仕方なく横挿しとしました。 ホゾとのバランスは、イメージしたよりグッドだと勝手に思う。 計算上では天板に隠れる部分なのだが気になるので女房に手伝ってもらい天板を乗せてみた・・・?

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完成後、このようなスタイルになるテーブル...天板とはツライチではなく少し飛び出した格好でしょうか、角を丸くすればOK!

脚と天板との合体は?

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天板が厚くてシッカリしてるのでL型金具を使ってビス止めとします。 テーブルの組立ては、届け先で行なうので簡単だと考えました。 

テーブル天板の話を少し

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今から10年ほど前に頂いた物です。  我が家のコタツの板として使っていたのですが、重過ぎて困る部分もありました。 これからの老後を考えると;;;(情けなく笑)  サイズは1200X800X35㎜ 木はヒノキの間伐集成材 一応、一枚板なので一人で持ち運ぶのには重いです。 10年の経過に伴い飴色に木の味を感じます。

クサビ止めについて   

何故にこのような止め方をするのか? ハッキリ言って、今のところ不明です。 組み上がっても強度も特に感じないし? ビスを打てば簡単に済むのですが、そんな事...思ったりしました。  見方を変えれば一つのデザイン???  だろうか...益々不明ですが、この止め方が好きなんですね!

過去に作った物から

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現役で使ってる自宅のダイニングテーブルです。  9年ほど前に作ったテーブルの脚に初めてクサビ止めを使ってみました。 緩み感じたら年に一度か二度、クサビをカナズチで打ち込みます。

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約3年になるのかな...オトナ3人がゆったり座れる(長時間では尻が痛い!)ベンチにもこの手法を使ってみました。 おそらく分解はしないであろうベンチにクサビ...意味の説明がつかないです。

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1年前に作った仮称【パタパタテーブル】 使う時に天板が開くのと女房が内職でパタパタ仕事するところからこの名を採用としたが、この話は関係ないのでヤメ! ただ、角を丸く削ってるのは足元の安全を考えた策でしょうか...。 

古くから在るクサビ止め

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つい先日、大和風俗公園で築200年の民家が移設展示されてました。 南向きの玄関横に縁側があり、通し柱と縁側の張り板にこの【クサビ止め】を使ってました。 ココで考えを整理してみると...どうやら簡単に分解できるクサビじゃなく木の伸縮に伴い家の【接合部分の緩み】をクサビによって締め込み、調整してるのではなかろうか...?  

拙い木工ですが、楽しくなってきました。  仕上がりまでもう少し 今日も頑張ってみます。    


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