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框組みキャビネットを作る...(加工編) [木工作品]

いろんな意味で...今、生きている...そして  

3.11の今日

今、生かされている実感を知りました。

さて、収納ボックスを作って欲しいと依頼がありました。 そのカタチは下段に玩具箱を入れて上段には本を納める木箱のこと...具体的にサイズが欲しいと先方に尋ねたところ 横幅は、1mぐらいと聞いて、ちょっと驚きの中で部材を加工してます。

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材料は合板の定尺のコンパネ(1800X900X12) 簡単に組立て...とのお願いでしたがそんな物、面白くともなんともないので安価で格好良く ブック・キャビネットを作ってみようと考えました。 木枠に使う材料は、40X30㎜の米松を使いました。

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一応、骨格になる部材を切り揃えて次は加工に入りますが、初めての試みで【ダボ接ぎ】にチャレンジしてみました。

ジグを作る

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市販されているダボは、細めなので、太さ12㎜の丸棒を寸切り加工してダボ(継ぎ手)に使う考えとしました。 接ぐ部材と狂いなく  そんな精度が要求されるので専用のジグを作ってみました。

サンプルを作る

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部材に埋め込む深さを約、15㎜として 丸棒を長さ30㎜~40㎜にカット! 接続強度を考えながらダボ・サンプルで試してみます。

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穴あけ...12㎜のフォスナービットで簡単にOK!  ホゾの角じゃなく丸だからボール盤なら簡単な作業です。

ダボを作る

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30㎜にオフセットしてテーブルソーで切ればよいだけの話です。  予備も含めて30個も有れば事足ります。

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部材を横に倒して穴を開けるのは何の問題もない...だけど長い部材に縦方向から穴を開けるには少し苦労があると思います。 そのために専用のジグを作りました。   初めての試みで先月に女房から買ってもらったデジカメでHD動画(フルハイビジョン)を撮ってみました!

何かと忙しい女房が撮ってくれました(笑)  予行演習のナシで一発撮りです。 つまらない編集もなし...いつも聴いているFMから流れる音は、哀しくも津波大震災の事を伝えていました。

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 ダボを打ち込んで、仮枠組みにイメージしました。  框組みなので板が収まる修正&溝掘り加工があったりで...完成までの時間は、もう少し...来週まで持ち込みそうです。  楽しみながら作らないと木工は、面白くないですね!

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