デジカメグリップを作る [木工作品]
天気予報の通り、あいにくの空模様となった土曜日です。 朝から小雨がパラつく大阪の片田舎なのです。 天気が良ければワンコを連れて、枚岡(ひらおか)梅林へ咲き誇っているだろう梅を撮りながらの散歩でしたが.....ちょっと無理っぽいです。
さて、女房から頂いた新しいデジカメ かなり高画質に喜んでいるオヤジですが、以前から気になっていた部分というか、カメラの持ち方、構え方がイマイチ不自由を感じるのです。 従来のカメラはファインダーから覗き込めば、それなりの構図も決まり案配よく撮れるのだが...液晶画面を頼りに撮り込むスタイルが近年のデジカメのようです。 ここでも左利きが不自由な結果を招くのか? 特にデジカメで動画を撮る時にはカメラを安定させるのに苦労するオヤジでした。
能書きはさておき...。
古木(枝)を使ってグリップを自作する。
ヘラ鮒釣りが趣味のオヤジでもあります。 釣りの小道具を作るために以前から溜め込んでいた太目の木の枝...話は飛ぶが、空調管理が業務だった頃、社内に植え込まれた植木の剪定も合間の仕事でした。 その時に使えそうな枝ぶりを乾燥させて自宅で保存していた品々なのです。
木の種類として比較的硬い木 釣りの道具として使えるような木を選んでました。 代表的な木として【白樫】【欅】【楡(にれ)】【櫻】【楓】【百日紅(さるすべり)】などの枝を今も保管してます。 そのまんまではゴミ他ならない物でもカタチになれば、枝も喜ぶと思ったりします。
今回は、グリップに最適だと思った枝(白樫)をチョイス!
各パーツ作り として壊れて使えないカメラ三脚からヒントを得て 晩酌の後にコツコツと木を削ってパーツを揃えました。 電動工具は使えない夜なので...静かな木工を楽しむように でしょうか・・・? 皮紐は、カメラを壁に吊るすとき用です。
そして組立て
グリップのベースを差し込んで、真ちゅう製のビスを締め付け、1分もあれば組立て完了します。 角度変更用ツマミ(欅) これを締め付ければOK!
グリップをデジカメに装着
裏面は・・・?
なんとも奇妙なカタチだと思われますが、これが左利きのオヤジにジャストフィットなのです。
汚い手でゴメン! 枝は掌で包み込むように収まり、指はモトリタのステアリングを握るような細身になんら抵抗なくカメラを安定させてくれます。 と....今段階では思います。
撮るショットに応じてカメラ本体を微妙にグリップ角度が変更できるのもこれからのカメラワークに重宝できるであろう...。 これも今段階の話です(笑)
カメラと古木の相性は、どうだか判らないが
永年雨風に曝された自然木の曲線に何かを感じるように作ってみました。 おそらく古木もこの日を待っていたかも知れない...そんな気がしてならないですね。
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