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アンブレラ・スタンドを作る(仮組み編) [木工作品]

つい先日、氷点下-4.5を記録した大阪の片田舎です。  幸い水道管の凍結は大丈夫でしたが指先を使う仕事では手が凍るように冷たくって感覚が麻ひ;;; 今年一番の寒さに往生しました。

さて、あまり連続した時間がとれない木工ですが、完成に向けて少しずつ進めています。

木枠に底板を付ける

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下段になる木枠には厚さ5.5㎜の合板を挟み込むために6㎜角程度の溝を掘り、組み込んでいきます。 ボンドにて接着して 乾燥まで一晩待ちました。

溝穴の処理

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テーブルソーで溝加工した場合、どうしても隠せないのが溝穴 それを適当な木で穴を埋めます。

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隠れる引き出しなら気にしないで良いが、外側で目立つ木枠です。できるだけ同じような年輪の向きを考えて、打ち込み接着します。

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写真では↓のところへ穴埋め処理をしました。 ほとんど違和感がないと思います。

太竹を加工する

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実のところ2年前の夏に【流し素麺ツーリング】なるものをラシーン&パオ仲間が集まり盛大に開催されました。 その時に残した竹の根元部分を今回、傘立ての合体部分に使います。 左側から500㎜のところで切断!

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竹割り専用のナタを持ってないので【古い出刃包丁】を活用...パクリと半分に割り、それを8等分まで叩き割りました。 竹の加工に慣れていないので この作業は悪戦苦闘が正直の話です。

竹の巾を均等に揃えて面をサンダーで均します。

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久しぶりに登場した自作の【テーブルサンダー】です。 

竹の角は危険なので皮の手袋を着用します。

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竹で凸ホゾを作る? 今回が初めてです。 曲面なので位置を決めるのに苦労しましたが、何とか12㎜角 長さ30㎜のホゾが完成しました。 均等割りした竹には位置がわかるように番号を決めています。

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フォスナービット12㎜で丸穴を開けて、ノミで角穴に整えて組み込みします。

仮組みですが、大体のカタチが見えてきました。 シャビーとは程遠い和風チックな傘立て...もう一度分解して木枠に丸味をあたえて雰囲気を柔らかくしてみます。

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コメント 4

yuzuhane

流しそうめんの竹がどうなるのかなと拝見していたら…なるほどそこに使われたんですね。完成が楽しみですね。
by yuzuhane (2012-02-05 13:48) 

MINIKAERU

■yuzuhaneさん...。
竹を持ち出した時点で少し方向性を見失ったようです(苦笑)
今日は野暮用が重なり結局のところ木工は出来ませんでした。
明日から本業があるので週末まで木工は、お預けなのです。
by MINIKAERU (2012-02-05 19:19) 

citron

こんばんは。
先日はコメントをいただきありがとうございました。
流しそうめんの竹が傘立てに生まれ変わるのですね。
味のある素敵な傘立て、仕上がりを楽しみにしています。
こういうのとても好みです^^
by citron (2012-02-06 21:19) 

MINIKAERU

■citronさん...。
こんばんは!  午前中は、雨が残るも比較的暖かな大阪でした。
さて、
竹には思い出がたくさんありまして 急斜面の山の中でバイク仲間と命がけで採ったのが正直の話です。
流し素麺もしかり、それを何かのカタチにして残したいってのが発想でしょうか、
巧くリサイクルできれば良いのですが、ちょっと難しい面も多々ありですね。

>こういうのとても好みです^^
そう言ってくださると...作り甲斐も感じるところです。
お立ち寄りコメントありがとうございました...。
by MINIKAERU (2012-02-07 19:56) 

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